お尻に火のついた私が、楽しみにしているLessonがあります。
それは、アン先生、という英日バイリンガルの先生との学習時間です。
ホスピタリティ、知識教養、ともに素晴らしいのですが
特に「声」が素敵です。
歌手のカレン・カーペンターさんとよく似た雰囲気で、聞いていると音楽のようです。
さて、そのアン先生との本日のレッスンでの話題は、「脳」についてでした。
英国在住の女性バイオリニストが、脳腫瘍の手術を「バイオリンを弾きながら」受けたのです。
※2013年CNN（the article is from CNN news Listening 2020）
Patients Plays Violin during Brain OP
(手術中の患者がバイオリン演奏)
Having a brain tumore removed is scary, of course .
（脳腫瘍を除去してもらうのは、もちろん怖いですね。）
Imagine what it must be like to this.
（では、これはどんな感じか想像してみてください。）
Musician Dagmar Turner Played the violin During her operation at King’s College Hospital in London.
（音楽家のダグマー・ターナーさんは、ロンドンのキングスカレッジ病院での自身の手術中にバイオリンを弾きました。）
She feared her condition would affect areas of her brain that control her hand movements, so surgeons talked to her and had her play while they worked.
（病状が自分の手の動きを司る脳の部位に影響を与えるのではないかと彼女が心配していたので、執刀医たちが彼女に話して、手術を行う間に弾かせたのです。）
They successfully removed 98 percent of Dagmar’s tumor, and she kept full function in her left hand.
(医師たちはダグマーさんの主要の９８％を除去することに成功し、彼女の左手は完全な機能を維持しました。)
(3) Incredible Footage of Violinist Performing During Brain Surgery – YouTube
興味深い脳について
「脳について、面白い話を知っている？」
と、アン先生が聞きます。
16年間教育の現場にいた私にとって、「脳」はまさに興味をもってあれこれと調べた分野の話です。
私は、深刻な脳腫瘍を患った少女が、イメージングをすることによって、緩解した話をしました。
毎晩寝る前に脳腫瘍がシュ～ッとなくなっていくことをイメージしたら1年後には、すべての腫瘍が消えていた、という。そして、イメージ力というのは、私だけに備わったものではなく、誰でもがもっているものであると。
たしかに、脳は９６％以上が使われないままだと言われています。
たった４％しか使わずしてこの世を去るなんて、何だかもったいないですよね…。
木から落ちたら天才に。
さて。
驚いたのは、アン先生から聞いた２つの実体験です。
①木から落ちて、天才に。
小学校の同級生のお話。
入学当初は、むしろボーダーラインぎりぎりの生徒。（つまり、特別クラスに入るかどうか）
それが、ある日、高い木に登って、落っこちてしまい、数週間意識が戻らないほどの大けがを脳に負ってしまいます。
さて1か月ほど経ち、クラスに戻ってきてその男の子は別人のようになっておりました。
特に数学、理科、語学、などはずば抜けており、まさに「GENIUS」（天才）。
その後、オックスフォード大学に進学し、今では世界的に重要な研究を行う教授として活躍しているのだそうです。
②意識が戻ったらスペイン語。
これもご友人のお話。
母国語が英語のある男性。
交通事故にあい、意識不明の状態が数週間。
意識が戻った時、なんと彼は一度も学んだことのない「スペイン語」を話すようになったのです。
脳の不思議に近づこう。
流れるような美しい声で話すアン先生の２つの体験談を聞き、
Oh…….Amazing…….
それだけ？！！！！！
そうです…（笑）
…あまりの驚きに、つまり、そういう話は巷では聞くけれど、実際に自分の周りにはいなかったので、大いに驚いてしまったのです。
「脳」の不思議を調べる。
…明日まで（笑）
本日も、梢さんの探求の旅が始まりました。
ミステリアスな脳
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